独身男が定年退職となりました

何のビジョンもないまま定年退職を迎えたシングルオヤジの日記です。

モネの絵画を鑑賞しました。

   

こんにちは。6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
昨日は東京の上野の森美術館で開催中の「モネ 連作の情景」に行ってきました。

芸術の秋です。美術館で絵画鑑賞するくらい当然ですよね・・・。
というのはウソでして、私はとてつもなく美術オンチ。高校時代、無理やり美術部に入部させられるも1日で幽霊部員となった実績の持ち主で、美術館に行くなんて記憶にないくらい久しぶりのことです。
こんな私がなぜ東京までモネの絵を見に行ったかというと、例によって大好きな地元FMラジオで紹介されていたからなんです。

上野の森美術館へ

まあ、何はともあれ上野の森美術館へ。
モネについては名前は聞いたことはありますが、それ以上の知識はなく、作品についても全く知りません。印象派を代表する画家らしいのですが、そもそも「印象派」の意味すら全くわからないという体たらく。
そんな私がなんの予備知識もないまま、美術館へと突撃しました。

美術館に到着すると、平日にもかかわらずかなりの人出。とても混んでいて大変な人気のようでした。
事前に購入していた電子チケットで入館すると、入口で希望者への音声案内装置の貸し出し(有料)がありました。これはヘッドホン型の装置で、館内の指定された場所で操作すると絵画の解説が聞けるという優れもの。ナレーションは女優の芳根京子さん。
ミーハーかつド素人の私は迷わず借りることにしました。

いざ、鑑賞

館内に入ったあとは大勢の人の流れにまかせてゆっくり歩きながら鑑賞しました。
ここからはド素人の感想になりますので、的外れだったり当たり前過ぎたりするかもしれませんのでご承知おき下さい。

モネの絵は風景画が多かったのですが、私なりに一番感じたのは空、海、山などがとても優しいタッチで描かれているということです。特に、海や湖などの水面に映る山や建物などがユラユラしている様子がほっこりしていて、とても穏やかな気持ちになりました。
絵画鑑賞というのは写真みたいに綺麗な絵を見て「すげー」と思ったり、不思議な抽象画を見てその世界観に「すげー」と感心したり、とにかく「すげー」と思うものだと思っていたのですが、まさか絵を見て癒やされるとは。この感じ、初めての経験でしたね。

あと、今回は「連作の情景」というテーマで、モネの連作にスポットが当たっていました。
「連作」というのは、同じモチーフを異なる条件で描いた複数の絵のことらしいです。例えば同じ場所の絵を時間帯や季節を変えて何点も描くといった具合。
今回はモネの連作の絵が並んで展示されていたのですが、同じ絵でも時間や季節によって、柔らかくなったり、荒々しくなったり、幻想的になったり・・・色んな表情を見せていたところが面白かったですね。
下の写真は撮影可能だった連作の一部です。

↑ ウォータールー橋、曇り

↑ ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ

↑ ウォータールー橋、ロンドン、日没

今回のモネ展は全部で60点の作品が展示されていて、そんなこんなで結局1時間半位鑑賞してました。
美術館から出たあと、近くの上野公園をちょこっと散策しましたが、気のせいか公園の木々などがモネの絵画っぽく見えました。

美術館の展示会って、ド素人でもそれなりに楽しめるものですね。

それではまた。

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