独身男が定年退職となりました

何のビジョンもないまま定年退職を迎えたシングルオヤジの日記です。

泥酔状態の先輩とサシ飲み

こんにちは。今月末で定年退職を迎える独身男性です。
昨夜、仕事を終えて自宅でまったりしていると、21時頃に見慣れない番号から電話がかかってきました。電話に出てみると酔っ払った男の声が聞こえてきます。声の主は前の職場にいた先輩で、たまたま近くに来たから一緒に飲もうとのお誘いでした。

この先輩は私より5つ上で、数年前に関連会社に転籍しており、7年振りの再会でした。お酒好きで話好き、ズバズバものを言いますがイヤミのないタイプです。
聞けば、さっきまで今の会社の飲み会があったそうで、私の退職の事を思い出し電話をかけてきてくれたとのことでした。

待ち合わせ場所で先輩と合流してみると、すでに相当酔いが回っているようで、全然ろれつが回っていません。
とりあえず近くの適当な居酒屋に入り適当に料理を注文。そして、再会を懐かしみ今後の話などをし始めましたが、先輩のろれつはどんどんと怪しくなる一方で、あっという間に寝落ちしてしまいました。起こしてもすぐに再寝落ちしてしまう始末・・・。
「だめだこりゃ。」
と結局私もあきらめてしまいました。
スヤスヤと眠る先輩を横目で見ながら、とりあえず注文した料理を一人で平らげました。

なんとか全部食べ終わったところで、再度先輩を起こして店を出ました。
「ごめんな。自分から誘っておいて・・・。ごめんな。」
としきりに謝ってくる先輩。
「いいですよ。全然気にせんといて下さい。」
となだめながら、先輩の宿泊するホテルまで送っていってお別れしました。

ということで、ほとんど話もできないまま1時間くらいでお開きとなりましたが、先輩の人柄のせいと気にかけてくれた気持ちを思うと全然腹は立たなかったですね。むしろ嬉しい気持ちだけが残りました。また改めてサシ飲みしたいな。

それではまた。

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