こんにちは。6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
定年退職となってから1ヶ月近くが経過した。この間、新たな職に就くことはなく1人生活を続けているため、人としゃべることはほとんどなくなった。
これまでは、会社に行けば特に自分のチームメンバーや上司と、毎日かなりの会話を交わしていたが、退職後は当然これらの会話はゼロだ。既婚者の方ならば、家族との会話があるだろうが、私は独身者なのでそれもない。
その結果、今現在しゃべることといえば、
- 「レジ袋下さい。」「クレジットで。」【コンビニなどの店にて】
- 「OK,Google。テレビつけて」【自宅にて】
以上だ。
まあ、たまに実家に電話したりすれば、多少プラスでしゃべる事が増えるが、それも頻度は少ない。
そんな中、今日クリーニング屋に行った際、汗抜き加工の依頼やその仕上がり予定などについて、久々にまとまった量の会話をしたのだが・・・
声が出ない!?
一瞬アセる。
全く出ない訳ではないが、かすれたような、喉に何かが引っかかったような感じで、間欠的に声にならない声になってしまうのだ。椿鬼奴の歌声のようだと言えばわかりやすいだろうか(余計わかりにくいか?)。
普通の人でも多少声が出にくい瞬間はあると思うが、そんなのは軽く咳払いをすれば簡単に元に戻るだろう。ただ、今回の自分は違った。少々の咳払いではどうにも回復しないのだ。なんとかカントカごまかして会話を成立させ、クリーニング屋を後にするのだった。
「これはいかん!」
と思い、帰りの車の中でド派手な咳払いを何度も繰り返すも、なかなか元に戻らない。
ならばとカーオーディオで岩崎宏美のベスト版をかけ、それにあわせて人目もはばからず熱唱(人目はないが)。5,6曲歌うとようやく普通に声が出るようになった。ありがとう岩崎宏美。
日頃の「OK,Google」程度ならば大丈夫だが、ちょっとまとまった量の声を出そうとするとこうなるようだ。まあ、定年後はほとんどしゃべらなくなるだろうな、とは思っていたが、声が戻るのにこれほど苦労するとは・・・。
これからは、ひとりカラオケでも行って声を出すようにしようかな(行ったことないけど)。
それではまた。