独身男が定年退職となりました

何のビジョンもないまま定年退職を迎えたシングルオヤジの日記です。

アマ竜王戦に参戦!

こんにちは。昨年6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
昨日は私が通う将棋道場の席主さんに誘われて、アマチュア竜王戦の地元県大会に参加してきました。生まれて初めての将棋大会です。

アマチュア竜王戦について

アマ竜王戦は、アマチュアの将棋日本一を決めるというすごい大会なのですが、実は県大会には誰でも参加可能です。
県大会はA級とB級があって、A級で優勝すると全国大会に進出でき、さらにそこで勝ち上がれば、プロの竜王戦への参加資格が与えられるという夢があります。
B級はこの日限りの大会で全国大会などはありません。

今回の私はB級にエントリーしました。
この日のB級参加者は全部で16名。まずは4人ずつ4組に分かれて予選を行い、2勝すれば本戦進出、2敗すれば敗退というルールでした。

予選スタート

予選の持ち時間は25分切れ負け。ついつい長考してしまうタイプの私としては苦手なルールなのですが、果たして・・・。

予選1戦目:負け

相手は小学校高学年くらいのA君。
私は先手番で角交換振り飛車を選択。角をぶった切って怒濤の攻めをくり出すも、やや無理攻めっぽく、最後は攻めが切れて敗北。ただ、あとでソフトで調べてみると決して無理な攻めではなく、一気に寄せきれる順があったようだ。残念。

予選2戦目:勝ち

相手はアラフィフくらいの男性Bさん。
私は後手番でノーマル三間飛車を選択。Bさんは居飛車穴熊で対抗。互いの大駒が敵陣に成り込んで寄せ合いになる。やや有利な展開となったが攻めあぐねてしまう。ギリギリのところで最後はなんとか1手勝ち。

予選3戦目:勝ち

相手は私と同年代くらいの男性Cさん。
私は後手番で角交換振り飛車を選択。ちょっと変わった序盤の出だしに少し戸惑うものの、中盤でやや相手の緩手にも助けられて優勢に。最後は相手の時間が切れて勝利。

ということで、なんとか2勝できて予選突破となりました。

本戦に進出

本戦は予選で2勝をあげた8名によるトーナメントです。本戦の持ち時間は15分で使い切ると1手30秒。さあ、どうなるか・・・。

本戦1回戦:負け

相手は40代くらいの男性Dさん。
私は先手番でノーマル三間飛車を選択。Dさんから右四間飛車で攻められる展開になり、終始苦しい感じ。最後は攻め合いになったがDさんの攻めの方が速くて敗北。
あとでソフトで調べてみると中盤はむしろ優勢だったようだが、それを活かせる力は今の自分にはなさそうだ。

ということで、初めての将棋大会参加でしたが、予選突破できて十分満足できる結果でした。どの対局も接戦で将棋自体をとても楽しむことができました。

ちょっと残念なことが・・・

ただ、少し残念なこともありました。それは一部の人のマナーの悪さです。

予選1局目の対戦者A君

最初に対戦した小学生のA君。このガキ*1は感想戦でひたすら私の指し手をボロクソに批判しまくるとんでもないヤツでした。
「この手はひどい」「こんな手を指すようじゃダメだ」「そんなことも知らないの?」などという台詞が次々と飛び出します。

将棋は礼儀が第一で、相手の指し手を批判するのは絶対にタブーです。そこには大人も子供もありません。なのに大会に出るような人の中に、たとえ子供でもこれほどの礼儀知らずがいるとは信じられませんでした。まあ、子供相手に切れるのも大人げないのでひたすら聞き流しましたが・・・。

ちなみにこのクソガキ*2はその後も礼儀知らずの言動を繰り返していたようで、スタッフから注意を受けていました。そして2敗で予選落ちとなっていました。

大会スタッフの責任者

あと、大会を運営するスタッフの責任者らしき人が、常にイライラしていたのも残念でした。
受付が混雑している時に参加者に対して、「ちゃんと人の話を聞け!」「何度も言わすな!」みたいなことを繰り返し言っていましたし、大会の最中にも他のスタッフに何やらブチ切れ、大声で怒号を浴びせたりしてました。
こんな大会運営者がいるのかと、とても驚きました。

A君やこの運営者のような人がいるというのは、やはり田舎の大会は洗練されていないのでしょうかね。東京や大阪の大会でこのようなことがあるとは到底思えません。
将棋そのものは間違いなくとても楽しかったのですが、このような味の悪さがあって、複雑な気持ちとなった大会でした。将棋は気持ちよく指したいものです。

それではまた。

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*1:あえてガキと呼ばせてもらいます

*2:あえてクソを付けさせてもらいます