こんにちは。昨年6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
本日の叡王戦最終局、藤井聡太叡王vs伊藤匠七段は伊藤七段が勝利し、タイトル全冠制覇していた藤井叡王は、七冠へ後退となりました。
悲しい・・・。藤井ファンの私としては・・・。
中盤過ぎまでジリジリと藤井叡王が優勢を拡大していきましたが、終盤に入ってから形勢は混沌。流れは追い上げた伊藤七段に傾きました。そこから驚異的な頑張りを見せた藤井叡王でしたが、終盤で藤井叡王の指した1手を境に一気に敗勢となってしまい、惜しくも敗れてしまいました。
個人的には藤井八冠を失冠させるのは、今シリーズ前まで藤井叡王に対して10戦全敗だった伊藤七段よりも、何か超新星のような棋士であって欲しかった・・・別の言い方をすればそんな棋士が出現するまで八冠を保持していて欲しかったという思いがあります。(伊藤七段及びファンの方々、ゴメンナサイ)
伊藤七段が強いのは間違いないのですが、今回の叡王戦はちょと藤井叡王の指し方に微妙な狂いがあったように感じます。永瀬九段曰く、
「100点の手を指し続けるのが藤井叡王の強さ。けれど今シリーズはそれができてなくて、時折70点や75点の手を指してしまっている。」
とのことで、全くの同感です(下の動画参照)。
www.youtube.comhttps://www.youtube.com/watch?v=uBjA89UB4VY
そして、その原因はやはり時間の無い4時間チェスクロックの対局というのが少なからず影響しているように思いました。本日の終局後のインタビューでも藤井叡王本人がチェスクロックに課題があると言っていましたし。
また、数手前に長考した際に間違いなく読んでいるハズの手でも、なぜか15分、20分と小刻みに時間を消費していたのもちょっと不思議でした。最終盤にもう少し時間が残っていれば、違う結果になっていたかもしれません。
まあ、まだまだ21歳で伸びしろいっぱい。もっともっと強くなって、必ずや克服してくれるでしょう。
とにかく八冠保持期間254日、タイトル戦の連続獲得22連勝というのはとんでもない記録です。近い将来再び全冠制覇に返り咲くという前代未聞の偉業も成し遂げてくれると信じています。
今日は素人の私がわかったようなことを書いてしまいました。全て個人的見解なのでお許しを・・・。
それではまた。
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