独身男が定年退職となりました

何のビジョンもないまま定年退職を迎えたシングルオヤジの日記です。

【将棋】将棋まつりに行きました。

こんにちは。6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
昨日は、将棋の普及活動を行っている「ねこまど」という会社が主催する将棋まつりに行ってきました。おとといに引き続き2日連続の東京での将棋イベントへの参加です。

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イベントの内容

このイベントにはプロ棋士も参加していて、今回は鈴木大介九段、青嶋未来六段、斎藤明日斗五段、野原未蘭女流初段の四名でした。加えて奨励会の福田三段も参加されていました。
イベントの主なメニューは、

  • 将棋大会
  • プロ棋士によるぐるぐる指導対局
  • 棋士との撮影会、サイン会
  • 読み筋披露!席上対局
  • お楽しみ抽選会

などですが、他にも色々あって盛りだくさんでした。
中でも私のお目当ては「ぐるぐる指導対局」と「読み筋披露!席上対局」でした。

ぐるぐる指導対局

これは指導対局の希望者(12名)に対して、棋士の先生方がぐるぐる回りながら将棋の対局(指導)をしていくというものです。普通は一人の棋士から指導対局を受けるのですが、この方式だと全ての棋士に指導してもえるというのが特徴です。

今回私は四枚落ち(飛車、角、香車落ち)で指導対局を受けました。
とにかくプロ棋士と将棋を指せるというだけで、どうしても緊張してしまいます。普通ならなんとも思わないような手でも、プロの先生に指されると「何か深い意味があるのでは」と異常に警戒して「怖い手」に思えてしまうのです。
結局、最後まで半信半疑のまま指していきましたが、なんとか勝つことができました。先生方はみんな優しく「この手が良かったですね」「寄せが的確でした」などと沢山誉めてもらえて、とても嬉しく指せました。

読み筋披露!席上対局

もう一つ楽しみにしていたのがこれです。
通常、対局は真剣勝負で対局者がしゃべることなど一切ないのですが、この企画は将棋を指しながら対局者が思った事をなんでも喋り、舌戦を繰り広げるというものなのです。

今回の対局は鈴木大介九段vs斎藤明日斗五段でした。
鈴木九段は棋戦の優勝やタイトル挑戦経験もあるベテラントップ棋士。対する斎藤五段は高勝率を誇る注目の若手棋士。大先輩の鈴木九段の口撃に斎藤五段がどう応戦していくのかが見どころです。

対戦は序盤から舌戦の応酬となりました。例えば・・・

鈴「次○○と指すつもりだろ?」
斎「えー言わないで下さいよ。本当にそのつもりなんだから。
(と言いながら○○と指す)」
鈴「やめてくれ~。オレその形よく知らないんだよぉ~(泣)。」

鈴「(どうしても歩が欲しい局面で)どこかに歩は落ちてないか?」
斎「ほんじゃ、一歩5,000円で。」

鈴「(相手の手番で)ここは才能が試される局面だぞ。」
斎「う~む・・・(と普通の手を指す)」
鈴「なんだそれは。そんなのオレでも指せるわ!」

こんな感じで最初から最後まで漫才のようなトークバトルが繰り広げられながらの対局となりました。結局、口撃にまさった鈴木九段が見事勝利をおさめました。
対局後も口撃の手を緩めない鈴木九段に対し、斎藤五段が「勘弁してください。負けたんで許して下さい。」と懇願する一幕も。会場は爆笑が絶えませんでした。
いや~期待通り、面白かったですね。

 

ということで、2日連続で将棋イベントに参加してきました。
仕事のことなど何も気にせず自由にこのようなイベントに参加できるのも、定年無職独身の特権ですね。

それではまた。

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