こんにちは。昨年6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
今の世の中「○○ハラ」が溢れていますが、最近「マルハラ」というのもあるそうですね。もう、何でもありです。
昨日ネットを見ていて、たまたま目にした記事がこれ。
マルハラとは、「承知しました。」とか「はい。」みたいに、文の最後に「。」を付けること。これが怒っているように感じて怖いというとこだそうだ。つまり「。」によるハラスメントというわけだ。なんじゃそりゃ？
「。」即ち句点は、文の区切りとして当然付けるものではないのか。詩や短歌など一部例外はあるが、普通の文章では句点がないととにかく読みにくくてしょうがない。
例えば、こんな文章。
これが句点無しになると
こんなの読んでてイライラするだけだと思うのだが。
マルハラを訴える人に言わせると、句点の代わりに「！」などの記号や絵文字を付ければよいとの事らしいが、記号や絵文字だらけの文章ってそれはそれで鬱陶しい（還暦世代の私の感性かもしれないが･･･）。
そもそも句点を付けることって、ルールとまでは言えないにしても、それに近いものではないのか？そんなことに対してまでハラスメント扱いするというのはどうにも理解できない。
今の時代のなんでも「○○ハラ」という風潮はとても疑問だ。ちょっとでもイヤな気持ちになることに、片っ端から「○○ハラ」という名前を付けている。そして、この名付けられた「○○ハラ」の行動をとってしまうと正式なモラル違反っぽくなってしまい、非難されてしまうのだ。
人間社会で生きてりゃ色んな人と関わることになる。その関わる全ての人々が神様仏様でない限り、腹の立つことを言われたり傷つけられたりして、多少のイヤな思いはつきものだ。
それをいちいち「○○ハラ」と定義付けしていくとどんどん世の中は窮屈になってしまう。縮こまって生きていかねばならなくなる。
勿論、ちゃんと意義のある「○○ハラ」も当然あるが、なんでも「○○ハラ」としていくと、それによって守られるもの以上に大事なものを失うように思えてならない。
それではまた。
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