独身男が定年退職となりました

何のビジョンもないまま定年退職を迎えたシングルオヤジの日記です。

「運動しなきゃ」が「運動したい」に変わる本

こんにちは。6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
今回は、最近読んだ「運動しなきゃが運動したいに変わる本」について紹介したいと思います。

著者について

この本の著者はテストステロンさんという方で、医師や大学教授ではありません。自身が筋トレによって40kg近いダイエットに成功した経験を踏まえ、健康系やメンタル系の本を出版したり、筋トレアプリを発表などをされています。
また、この本の専門的な部分については、とうすけさんという専門医が監修・サポートしています。

本の内容

この本の一番の主題をひとことで言うと、

全く運動していない人がちょっとでも運動を始めると、その効果は絶大

ということです。

(以下、引用)

最近の研究では、健康を維持するための運動は、必ずしもハードであったり、長時間行わなければいけなかったりするわけではないということがわかってきている。
運動において最も大切なのは、「ゼロ→イチ」であるらしい。ウォーキングをまったくしない人がウォーキングを10分して得られる健康効果は、すでに30分しているウォーキングを40分にして得られる健康効果よりもはるかに大きい。運動をまったくしない人が運動をほんの少しでもする効果は極めて大きく、ちょっとの運動でも様々な健康ベネフィットが得られるということである。

内容は第1部から第3部の3部構成になっていて、基本的に対話形式で書かれています。

第1部

一般的にありそうな運動しない理由(忙しいから、面倒だから、etc)に対して、片っ端から論破していきます。そして「運動しないとこうなってしまう」というデメリットをエビデンスと共に紹介しています。

第2部

第1部とは逆に、「運動するとこんないいことがあるよ」というメリットを、これもエビデンスと共に紹介しています。「何を」、「どれだけやれば」、「どんな効果が得られるか」が明確で、見開き2ページ1項目、全部で25の項目について書かれています。

第3部

運動を習慣化していくための方法を行動科学に基づき紹介しています。こちらも見開き2ページ1項目で、全部で14のメソッドが紹介されています。

感想

対話形式で書かれているためとても読みやすいです。
文章には、いたる所に小ボケが盛り込まれていて一見おちゃらけ風ですが、論理展開はしっかりしています。回りくどい感じがなく、エビデンスを示しながら要点をズバズバ述べていて説得力があります。読み手を納得させるパワーを感じましたね。
気がついたら、自宅で座っていても1時間おきには立ち上がるようになったり、軽くスクワットを始めた自分がいました。確かにその気にさせてくれる本でした。

それではまた。

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