独身男が定年退職となりました

何のビジョンもないまま定年退職を迎えたシングルオヤジの日記です。

【将棋】白玲戦第1局大盤解説会

こんにちは。6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
昨日はお台場で行われた白玲戦7番勝負の第1局、里見香奈白玲vs西山朋佳女流三冠の大盤解説会に行ってきました。8/31の王座戦に続いて大盤解説会への参加です。

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白玲戦は女流棋戦の中でも最高峰に位置付けられていて、おまけに今回対戦する2人は現在女流タイトルを二分するトップ2。注目度も高いです。
開催場所はお台場のホテルグランドニッコー東京台場。会場は29階銀河の間で100人位の人が来ていました。

↑ 解説会場からレインボーブリッジがよく見える

今回の解説会は、休憩のたびに解説及び聞き手の棋士の先生が交替しながら進行していきました。

最初に担当したのは中村太地八段と上田初美女流四段。

↑ 中村太地八段

↑ 上田初美女流四段

2人は同い年で息もピッタリ。ジョークも交えながら分かりやすい解説でした。

次に登場したのは、藤井猛九段と野原未蘭女流初段。

↑ 藤井猛九段

↑ 野原未蘭女流初段

藤井九段はこの日の白玲戦の立会人でもあります。
ひょうひょうとした喋り口で面白い裏話や本音トークを繰り広げる、将棋ファンの間で大人気の棋士です。この日もご多分に漏れず普通は絶対に聞けないような裏話を連発し、会場は爆笑の渦でした。
その間、白玲戦の対局は進んでいきますがお構いなし。たまりかねた聞き手の野原女流初段が、
「先生、指し手がどんどん進んでますが・・」
と心配するも
「あーまあ後で太地(中村太地八段)がやるだろう」
と意に介さず。
結局、指し手の解説は一切なく、爆笑トークをしまくって退席されました。いやー面白かった。

三番目の登場は、最初に引き続き中村太地八段と清水市代女流七段。

↑ 清水市代女流七段

清水女流七段は日本将棋連盟の常務理事というお偉いさんでもあります。先ほどの藤井九段のトークに振り返りツッコミを入れてから、藤井九段の時に指された手も含めて解説していました。

そして最後に登場したのは、再度藤井猛九段と中村太地八段。
藤井九段は「今度は真面目に解説します。」と自ら宣言。言葉通り初めの方はちゃんと解説していましたが、次第に我慢できなくなってきたのか徐々に脱線、エピソードトークの時間が増えていきました。
やがて終局間近になり、立会人である藤井九段は別室の対局室に行って立ち会わなければならないのですが、一向にその気配がありません。見かねた中村八段が、
「先生、そろそろ行かなくて大丈夫ですか?」
と言いますが、
「あー、すぐそこだから大丈夫。」
と全然気にしていない様子。
最後は清水市代常務理事に促され、ようやく対局室に向かいました(爆笑)。

そして、白玲戦の方は里見白玲の勝利。防衛に向けて幸先の良いスタートを切りました。対局終了後は両対局者が解説会場に挨拶に来られました。

↑ 里見香奈白玲

↑ 西山朋佳女流三冠

西山ファンの私としては残念な結果となりました(里見白玲も好きなのですが)。
西山女流三冠は豪快な攻め将棋が最大の魅力なのですが、最近の里見白玲との対戦では、それがナリを潜めているように感じます。この日も一気に攻めかかることができる局面が何度かあったようなのですが、指した手はジッと守りを固めるような渋い手が多い(全て素人の個人的印象ですのでお許しください)。
第2局は以前のような剛腕を発揮し、巻き返してくれることを期待しています。

それではまた。

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