独身男が定年退職となりました

何のビジョンもないまま定年退職を迎えたシングルオヤジの日記です。

「60歳を過ぎると人生はどんどんおもしろくなります」(若宮正子著)を読んでみた。

こんにちは。6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
今回は最近読んだ書籍、若宮正子さんの「60歳を過ぎると人生はどんどんおもしろくなります」についての感想です。

著者の若宮正子さんは、世界最高齢プログラマーと呼ばれるお人。60歳代前半でパソコンを始めると、82歳で開発したゲームアプリが評価され、アップルの世界開発者会議「WWDC 2017」に特別招待されたことで一躍有名になりました。

この本はそんな若宮さんの生き方や考え方が記載されております。
少し引用させていただきますと、

私ぐらいの年齢になると、心身ともに健康でいるために大事な時間を使う人たちがまわりにも大勢います。たとえば、ボケ予防に脳トレやパスルをしたり、運動のために動かない自転車をこいだり。確かに脳を働かせたり、運動能力を高めることには有効かもしれませんが、正直に言うと「本当におもしろいの?」と思ってしまいます。
限りある人生、健康でいるためだけのことをやって死んでしまったら、何のための健康なのでしょう。・・(中略)・・健康でいることだけが生きる目的になってしまうのは、何か違うと思います。

そして、

人間だれでも歳をとります。歳のせいで起きていることは、気にしたってしょうがない。健診結果に一喜一憂するよりも、ごきげんに楽しく過ごすのが何よりではないでしょうか。「自分がごきげんかどうか」。それが、私にとっての健康のバロメーターです。

う~ん素晴らしい。まさにそのとおりと思いました。

この本を読むと、歳を重ねることでどうしても起きること(老化など)の心配ばかりしててもしょうがない。心配ごとって意外となんとかなってしまうもの。そんなことより自分がわくわくすること、ご機嫌でいられることに時間を費やしていこう、という気にさせられます。その方が結局いつまでも若々しくいられるのだと思いました。
失敗なんか気にせず前を向いて生きていこう。そんな気持ちにさせてくれますね。

文章全体が語り口調で書かれていて、まるですぐそばでお話を聞いているかのようで、スイスイ心に入ってきます。とにかく読めば気が楽になる、元気がでる、勇気をもらえる・・・そんな本でした。

それではまた。

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