こんにちは。6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
最近、高齢者のひとり暮らしモノの書籍をちょいちょい読んでおります。今回は大崎博子さんの著書「89歳、ひとり暮らし」を読んでみました。
大崎さんは、78歳で始めたTwitter（現X）が大バズリして注目され、フォロワーは20万人超。現在、海外に住む娘さんと離れて都営住宅でひとり暮らしを送っています。
生活振りは特に派手なものではなく、毎月の生活費は10万円あまり。毎朝近所の公園を散歩し太極拳をするのが日課。娘さんとLINE電話でお喋りしながらぬか漬けをつまみに毎日の晩酌は欠かさない。BTSの曲を聴くのとNetflixで韓国ドラマを見るのが至福の時間。週1回の健康麻雀も楽しむ･･･
そんな著者の何気ない毎日を自由気ままに楽しんでいる生活や考え方が記されています。
大崎さんは、生きてて今が一番楽しいと仰っています。お金をかけなくても毎日を楽しんで生きていくための秘訣として、例えばこんなふうに書かれています。
「もう歳だからできない」、この一言をいったん頭の中から追い出して、気になったらまずは扉をノックしてみる。そうすればその扉は開きます。挑戦してみて、たとえ無理だったとしても、別の扉が開く可能性も高くなります。「友達ができる」というような副産物もたくさんおまけのように付いてきます。損することは何もありません。･･（中略）･･「全部ひっくるめて楽しむ」、これに尽きると思うのです。
年齢に関係なく好奇心を持って毎日の生活を送ることが楽しめる秘訣なんですね。
えてして「高齢者のひとり暮らしは寂しくて孤独」と思われがちですが、実は老人性うつの発症率はひとり暮らしの方が少ないと聞いたことがあります。おそらく家族に気を使うことなく、自由にやりたいことがやれるからなのでしょうね。
あとは本人の気の持ち方次第で大崎さんのように幸せに過ごすことができるんだと思います。
早速大崎さんのXをフォローしてみましたが、お人柄が垣間見えるつぶやきが沢山あって癒やされました。
それではまた。
↓ポチッとしていただけると狂喜乱舞します。
にほんブログ村
