独身男が定年退職となりました

何のビジョンもないまま定年退職を迎えたシングルオヤジの日記です。

シニア割でゴジラ-1.0を観る

こんにちは。昨年6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
そう言えば私、還暦になっていたことを思い出し、ふと「シニア割が使えるものが何かあるのでは?」と思ってちょっと調べてみました。

シニア割を調べる

早速ネットで検索してみると、思っていた以上に色々なシニア割がある。買い物、レジャー、交通、宿泊etc・・・。ただ、65歳以上が対象となっているものが多く、60歳が対象であってもイマイチ自分の興味にヒットするものが見当たらない。

そんな中、映画のシニア割が60歳から使えることに目が行った。通常1,900円のところ1,300円で観ることができるようだ。
自分はさほど映画に興味はなく、多分4,5年くらい映画館には行っていないのだが、「たまには映画を観るのもイイかもな。何か面白そうなものがあれば・・・」と思い始めた。

何を観よう?

自分の好みとしては、洋画はダメ、アニメはダメ、怖いのダメ、重いのダメのダメダメづくし。そんな自分の基準に従って上映中の映画の中から消去法でバンバン消去していった結果、残ったのが「ゴジラ-1.0」
ちょっと前にアジア初のアカデミー賞受賞(視覚効果賞)で話題になっていたな。あれから時間も経ったので今なら意外とすいているかもしれない。うん、これだ。これにしよう。

そういえば子供の頃はゴジラ映画が好きだった。ゴジラ対モスラ、ゴジラ対キングコング、ゴジラ対ヘドラ、ゴジラ対メカゴジラ・・・このへんは観た覚えがある。今回、ほぼ半世紀振りにゴジラ映画を観ることになるな。

ネットでチケットを購入

早速ネットでチケットをオンライン購入する。
希望日時や座席などを選んでシニア割1枚を申し込み、比較的簡単に購入できた。あとは映画館に行って発券機で発券すればよい。
オンラインだと60歳以上であることの証明はどうするのかと思ったが、映画館で身分証明書を提示すればよいと注意書きがされていた。

映画館へ

そして昨日、映画館へ足を運んだ。平日だというのに結構たくさんの人がいた。学生風が多く、シニア層はちらほら。

発券機でチケットを発券し、トイレを済ませ、途中で眠ってしまわないように日頃飲まないコーヒーを買って、万全の態勢で該当のシアタールームに入る。
この際、入口で年齢確認が行われるはずなのだが、なぜか実施されずあっさりと入場できた。半券を切られることもなかった。
まさか見た目で60オーバー間違いなしと思われたのか?もしそうだとしたら、今まで若く見られてきた自分としては心穏やかではないが・・・。

シアタールームに入ってみると室内はガラガラ。やはり話題のピークは過ぎているのだろう。観客は最終的には私を含めて4人だけだった。

シアター後方正面の自席に座り、ホットコーヒーをゆっくりと飲んで上映開始を待つ。

ゴジラ-1.0を観る

そしてゴジラ-1.0を鑑賞した。
さすがの映像でアカデミー賞受賞は伊達じゃなかった。ゴジラはかなりの迫力で恐怖すら感じるほど。ちょっとやそっとじゃ倒れないゴジラはターミネーターみたいだった(もっとも、簡単に倒されると映画にならないが・・・)。

ストーリーも複雑過ぎず、わかりやすくて良い。やはりゴジラとの戦いとその映像が最大の見所なので、込み入ったストーリーはかえって邪魔になると思う。

子供の頃に観たのはゴジラが怪獣と闘うものばかりだったが、大人が観るには今回のような人間対ゴジラという構図の方が面白い。

キャストとしては神木隆之介や吉岡秀隆は個人的にあまり好みではないのだが、まあ欲を言えばキリがない。十分楽しめる映画で満足度は高かった。コーヒーがなくても眠くならなかったと思う。

また面白そうな映画があればシニア割で観に行こう。

それではまた。

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