こんにちは。6月末で定年退職を迎えた独身男性です。
最近、フルマラソンに挑戦してみたいという気持ちがフツフツと湧き上がってきている。
きっかけは、先日地元で開催された市民マラソンを見たことだ。このマラソンには大好きな地元のラジオパーソナリティの田島さんが参加していたので、テレビ中継や専用アプリを見ながら応援していた。
最初は田島さんの状況がちょっとでも確認できたらいいな、くらいの気持ちで見ていたのだが、見ているうちにマラソンそのものにどんどん引き込まれてしまった。
ランナー同士、見ず知らずの相手でも「がんばろう!」「ゆっくり行こう!」みたいに声をかけあって励まし合いながら走っている。これまでオリンピックのマラソンくらいしか見たこと無かったので、これは初めて見る光景だった。
それから、沿道からの応援も知り合いに対してだけでなく、ランナーみんなに「ガンバレー」と声をかけている。手作りのパネルなどを掲げている人もいて、声援にあたたかみがあった。給水所のボランティアスタッフの人たちも同じように笑顔で応援している。
自分はこういうのに弱いのだ。
大会終了後、田島さんがラジオでこんな感想を言っていた。
「バテバテでめげそうになってる時、応援が本当に力になった。とにかく泣けて泣けて・・・。涙が出るたびに足が一歩前に出た。完走できたのは応援のおかげ。」
また、テレビのインタビューで一般の市民ランナーの人たちも、
「一生分のガンバレをもらった」
「嬉しさ、シンドさ、楽しさなどが全部MAXになって号泣。感情が崩壊した。」
などと言っていた。
こんな話を見聞きしていると、自分もその中に入って同じ感動を味わってみたいと思うようになってきた。
自分は運動と言えばウォーキングくらいしかしたことがなく、体力は確実に平均以下。フルマラソンなどとてつもなく高いハードルだ。けど、その分乗り越えて完走できたら想像を絶する感動があるのではないか。定年後の大きな目標にもなる。
ただ、ネックなのは持病の変形性膝関節症だ。
これは膝の軟骨がすり減って痛むもの。ランニングをすると膝には体重の3~4倍の負荷がかかるそうで、どんどん軟骨はすり減ってしまうだろう。
医者からは、適度な運動はした方がよいと言われているが、フルマラソンは「適度」の範囲を超えていると思う。ヘタにマラソンを始めたがために、将来自力歩行ができなくなる老後となるかもしれない。
こんな感じで最近は煮え切らない気持ちが続いている。
とりあえず、小出元監督のマラソン初心者向けの本「知識ゼロからのフルマラソン入門」を買ってみた。
こういうのを読むとやっぱり挑戦したくなってくる。一度整形外科に相談してみようかな。
それではまた。
↓ポチッとしていただけると狂喜乱舞します。
にほんブログ村